抜け毛の原因&対処法
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お風呂場の排水溝や、洗面所の床に落ちている髪の毛にビックリしたことはありませんか?
年齢を重ねると、ふとした瞬間に髪の毛の抜け毛が気になるものです。
今回は、抜け毛防止の先手必勝法を伝授します!
まだ抜け毛なんて心配ないわ!というあなたも、今のうちにチェックしてみてくださいね。

でもなぜ髪の毛って抜けてしまうのでしょうか・・・?
 
                                  
髪の毛は生えては抜け、生えては抜けと
通常4〜6年周期で繰り返していると言われ、
これをヘアサイクルと呼びます。
薄毛とはこのヘアサイクルに何かしらの異常が発生し、
抜けるスピードが生えるスピードを追い越してしまい、
それによって頭皮が見えるような薄毛へと発展していきます。
その何かしらの原因と言うのがポイントです!!
何らかの原因でヘアサイクルに乱れが生じた場合に「薄毛」が生じてきます。
髪の毛1本の寿命が1年以下など非常に短くなると、抜け毛は増加し髪は薄くなってくるのです。
原因については、遺伝要因など体質的なものもあれば、
ヘアケア・食事・ストレスなど生活的な要因もあり、人により様々といわざるを得ません。


では詳しく説明していきましょう。

AGA(男性型脱毛症)
症状 原因
AGAとはAndrogeneticAlopeciaの略で男性型脱毛症のことです。思春期以降、急激に増える男性ホルモンの影響により、遺伝的素因を有する前頭部から頭頂部にかけての髪が細くなり薄毛化する症状です。 男性ホルモンのテストステロン(T)が還元酵素5αリダクターゼの作用により、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、このDHTが髪の成長サイクルを狂わすことで薄毛化すると言われています。

円形脱毛症
症状 原因
前触れもなく、突然円形や卵型に髪の毛が抜けます。脱毛箇所は1ヵ所のものから頭髪全体に抜けるもの、さらに眉毛や体毛など全身の毛が抜けるものまであります。 ストレスにより胃潰瘍や十二指腸潰瘍が起こるのは良く知られています。これは血管が収縮してその部分の粘膜が死ぬことにより潰瘍(穴が開く)の状態になります。過度のストレスにより同様のことが頭皮でも起こると言われています。また免疫異常も原因と言われています。
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粃糠(ひこう)性脱毛症・脂漏(しろう)性脱毛症
症状 原因
乾燥したフケが毛穴周辺を塞ぎ、バイ菌などが繁殖して 毛根が炎症し、脱毛に至るという脱毛症を指します。
違いとしては、脂漏(しろう)性脱毛症が
過剰な皮脂の分泌によるものに対し、
粃糠(ひこう)性脱毛症は頭皮の
角質異常により、角質が剥がれ落ち、
大量のフケを伴います。
ホルモンのバランスなどによる影響で頭皮の常在菌が異常繁殖し、それが元で脱毛に繋がるものであります。

機械性脱毛症
症状 原因
額の左右の生え際が後退します 髪の毛を長年引っ張ていると毛包が萎縮し
脱毛の原因になります。また界面活性剤などを含む
シャンプーの大量使用やドライヤーやブラッシングの
かけすぎなど、過度のヘアケアも脱毛の原因になります。

抜毛症(トリコチロマニア)
症状 原因
無意識のうちに自分で毛を抜いたり。
髪をすり合わせたりして毛を抜き取ってしまうために
生じる脱毛症です。
小学生ぐらいに子供に多く見られる病気です。
咬爪症や吸指症、チックなどと類似していて
欲求不満や精神的不安定などが原因でできる症状です。

薬剤による脱毛
症状 原因
抗癌剤などの副作用で頭皮全体の毛が
抜け落ち薄くなります。
ガン治療の目的で使用される抗癌剤やC型肝炎の治療などで使用されるインターフェロンなどの副作用のひとつです。
 これらの治療薬はガン細胞などの新陳代謝が活発な細胞を殺しますが、同時に細胞分裂が活発な毛母細胞にも働いてしまいます。
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他には

ストレス
過度のストレスは自律神経、内分泌系、免疫系の働きに影響を及ぼします。
自律神経の働きやホルモンの分泌が乱れると、
血流の悪化が毛乳頭へ栄養を届ける障害となり、
免疫異常が頭皮、毛根に炎症を生じさせ、髪が抜けやすくなります。

遺伝
脱毛症における遺伝的素因はある程度解明されています。
脱毛を誘発する5αリダクターゼという酵素の体内における分布は
両親からの遺伝の影響を受けており、また男性ホルモンに対する感受性は
母方遺伝の影響が高いことが解っています。

生活習慣
髪の成長は日常の生活習慣から影響を受けます。
喫煙は抹消血管を収縮させ、血流の悪化を招くとともに
DNA細胞を損傷する恐れもあります。
過度のアルコール摂取や運動不足も内臓の働きや細胞分裂の機能を低下させ、
髪の発育には悪影響であると考えられています。規則正しい生活が大切です。

難しい言葉も出てきたと思いますが、
いま始められる事は頭皮を清潔にすることと十分な栄養補給の2点です。

頭皮には油を分泌する皮脂と言う物があります、
皮脂が毛穴をふさいでしまい、抜け毛の原因となりますので
シャンプーは毎日して髪や頭皮を清潔にしましょう。
その場合のシャンプーは信頼できる製品を使いましょう。
洗髪時は髪をあまり乱暴に扱わない事、
髪や頭皮をよくマッサージよるような感じで行って下さい。
洗い流す時点で髪に残っていたりすると抜け毛の原因になりますので注意しましょう。
<正しいシャンプー方法はこちら>

毛穴につまった皮脂や汚れは毛根部に悪影響を与え、
抜け毛や細毛の原因になります。また、発毛剤などの吸収も妨げます。
週2〜3回程度のクレンジングで、毛穴づまりを取り除くことが大切です。
<クレンジングの必要性のページはこちら>

また、栄養補給と言っても欧米化した食生活もよくありません。
肉類・油物・味の濃い食べ物が多くなっています。
こうした食べ物の影響により血が粘って末端の頭皮まで血が流れにくくなり
抜け毛の原因となっています。
要するに血中コレステロールが影響しているのです。
過剰な皮脂が分泌を繰り返されることにより皮脂腺が肥大し、
どんどん皮脂量が増えていきます。
その結果、増えすぎた皮脂が頭皮自体を弱らせ抜け毛を招くのです。
髪の成長にはバランスの良い食生活が大切です。
動物性脂質の含まれる食事は
血液中のコレステロール濃度が高まり、
毛乳頭にスムーズに栄養が届きにくくなったり、
皮脂の分泌が多くなり脂漏性脱毛の原因になります。
毛髪はケラチンという硬蛋白質でできていることから、
常に良質な蛋白質の摂取が好ましいと言えます。

髪の毛が抜ける前兆としては、頭がとてもかゆくなり、
フケがポロッとはがれ落ちるような感じがします。
この状態を通り過ぎると、フケもかゆみもなくなり、
髪の毛が抜け落ちていきます。
そうならないためには日頃から地肌と髪の毛のお手入れが
必要なのです。

ストレスも余りため込みすぎないようにして下さいね(^_^)
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